生贄投票
「とにかく二階堂の兄貴について、少し調べてみよう」


「そうだね」


涼花が頷く。


「何かSNSとかやってんのかな」


修太はパソコンの画面に視線を向ける。


「二階堂のミク友にはいないの?」


「さぁ、っていうか、妹とミク友になるかな?」


修太は二階堂ありさの友達一覧の画面を呼び出した。


「ああ確かに、うちもお兄ちゃんいるけど、Lineの友達登録すらしてないもん」


涼花が画面を覗き込みながら答える。


美奈都が口をはさむ前に涼花が答えるから、さっきからずっと美奈都は爪弾きされているみたいでつまらなかった。
< 512 / 827 >

この作品をシェア

pagetop