生贄投票
「う~~~~ん」


修太が腕組みをして画面を見つめる。


やっているのが分かれば、どうにかしようがあるのだが、やっているかいないか分からないものを探しようがない。


基本的にほとんどのSNSサイトで、本名で登録している者はいないのだ。


フェイスブックなら本名で登録していると思ったけど、残念ながら二階堂邦彦の名前では探すことが出来なかった。


「例えば共通の友人とかはいないのかな?」


「え?」


「二階堂とお兄さんの共通のミク友とかさぁ」


「そうだな。でも……これを全部調べるとなると、かなり時間がかかるな……」


二階堂ありさのミクシィの友人全員の、さらにその友人を探すとなると、正直面倒くさい。


「まぁ、12月10日まではまだ時間があるからさ」


涼花は修太の肩をポンと叩いた。
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