生贄投票
「それはそうとさぁタマ」


「ん?」


「いや、あの……悪かったな」


「えっ、何が?}


「何がって……オマエらのことを疑ってだよ」


「ああ……まぁ、ああいう状況だったからな。それより助けに来てくれて有り難う」


「いや、俺たちは結果的に何も出来なかった。本当に助けてくれたのは、田野と二階堂だ」


「二階堂か……。俺たちあんな良い先生に、あんなヒドイことをしたって言うのに……」


「明日さぁ、墓参りに行かないか?」


「ああ、そうだな」


晃司の誘いに、修太は頷いた。
< 613 / 827 >

この作品をシェア

pagetop