生贄投票
「へぇ~」


「夢は大きくファッションデザイナーってヤツだな」


「涼花ならなれるよ」


「ああ、そしたら涼花ブランドの売れ残った服を、全部ミナトに買い取ってもらうから、よろしくな」


「ちょ、普通はプレゼントしてくれるって言うとこでしょ。しかも売れ残りって」


「不良在庫一斉処分は全部任せるから」


「イヤだよそんなの」


「そうか。それは残念」


「もう、バカ」


「でも……やっぱり死にたくないよな、ミナト」


「うん」


美奈都は涼花を抱きしめたまま頷いた。
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