愛の音〜ainone〜
細かいピンクのハートをいっぱい散りばめ、隼人のHと由奈のYを大きく記した。
H♡Yその横には記念日。
「可愛いでしょ?♡」
「う……うん…笑」
「あっ♡これさ交換して、お互いの部屋に飾ろうよ♡」
「えー!俺…このハートいっぱいの…これ…飾るの?……」
「なんで?嫌なの?」
「嫌じゃないけど……」
「なら、お互いプレゼント♡
隼人のもらうね♡
はい!わたしのあげる♡」
隼人はしぶしぶ
わたしの風鈴を受け取った。
デートが終わり
自分のアパートに帰った。
隼人の風鈴を部屋に飾る。
エアコンの風で揺れて響き渡る
音が心地よくて…
一緒にいない時にも隼人が
そばにいてくれてるみたいだなって…思わず口元が緩んだ。
ところが…
その日を境に隼人の様子が
おかしくなった。