蜉 蝣



『智!!!?』

『おい…うそだろ…おい……』


目の前にある光景に動揺を隠せない翔。






まるで爆発したかのように

智の喉もとはかっ裁かれ


天を仰ぎ 見開かれた両目。





僕はただ静かに
あの日、おじいさんに言われた事を思い出していた。




『罰・・・』








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