蜉 蝣




最初の智の事件から調度2週間が過ぎようとしていた。





僕と佳香は

偶然にも街で再び再会した。




いや、
これを“運命”と呼んでもいいだろうか。






『あっ!薫くんじゃん!何してんの?学校?』

『うん!』




なんだろう、この異様な心拍数の速さは………





そして…

どうしてこんな真夏に



彼女は長袖のブラウスなんて着ているのだろう…










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