俺様社長に振り回されるのも悪くない


お父さんの言葉にドキッとした
親に迷惑をかけたくなくて
言いたい事も我慢していたのは事実

けど、それを悟られないようにしていた
しかもお父さんに知られてたなんて……


「俺はお前の父親だ、見てたらわかるし……お前は俺に似てるから」


そう言って笑うお父さん
久しぶりに見るお父さんの顔
少し老けた気がする


『うん…。……社長、私…社長と暮らしてたいです。社長が笑ってくれないとご飯も美味しくないし、ちゃんと安心してねれません』


社長に握られていた手が
強く握られ
その瞬間、私の前が真っ暗になる


社長の胸……抱きしめられた


「……大人気なかった」


ふふっ……
本当だ。ヤキモチがこんな事に
なるなんて思ってもみなかった
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