俺様社長に振り回されるのも悪くない
その時……大きな音がした
社長はキスをやめ、窓の外を見て確かめた
「なんだ、材料を下ろしてるだけか」
……何のまれてんの私
慌てて社長と距離を取る
社長は私を見ると鼻で笑う
「惚れるのも時間の問題だなっ」
『……っ』
何も言い返せない
惚れる惚れない以前に
私は拒まなかった……
社長のキスを受け入れてしまったんだ
だめだ。
極力、社長に近寄ったらだめ
この人は本当に危険だ。
私はまた自分の頬を叩き
気合を入れ直した
少し経って名取さんが戻ってきた
「これから社長は会食を兼ねた打ち合わせがあります。終わるのが10時となります」