院内恋愛(旧:恋の階段*タイトル変更しました)
月曜日、夜の女になるために、出勤。更衣室で着替えた後、病棟へ行く前に病院の売店による。
結局週末は熱が出たものの、なんとか下がり、今は鼻水と咳が残る。
マスクは、家から装着済みだ。
売店で夜食用にゼリーでも買おうかと物色していると、一緒に夜勤に入る後輩に会う。
整形外科のあまりの人手の足りなさに、先月内科から転属になった今年二年目の後輩だ。
「真美さん、大丈夫ですか?」
「急な休みごめんね。」
「いえ、今日もよろしくお願いします。」
そんな会話をしながら、レジを終え、一緒に売店から出ようと歩き出す。
「あれ、真美ちゃん、風邪?」
白衣姿の蒼介が、売店に入ってくるところだった。
あまりにナチュラルに話しかけられたものの、その視線がマスク姿を探るように見ているのは気のせいではないだろう。
蒼介に会いたくないと思っていたのに。
普段は、ほとんど会うことはないのに、こんなときに限って。
マスクは、病棟へ上がってからにすればよかった。色んな思いが駆け巡る。
隣の後輩は内科にいたため、蒼介と面識があるらしく、1トーン高い声を出す。
「今、整形のスタッフ、風邪流行ってて、真美さん、週末休んでたんですよ。先生、私も引いたら診て下さいね。」
ばれてしまった、必死に隠していた訳ではないけれど、週末、仕事があるかのようにメールしていたことが気まずい。
「外来の日に受付してね。」
「お願いしまーす。」
ある意味、外来の日なら診るよという割り切った申し出だけれど、後輩はうれしそうに答えた。可愛いなぁ、そんな風に甘えられたら、男の人はうれしいのかもしれない。
ちらっと私を見た先生は、売店の中へと入って行った。
結局週末は熱が出たものの、なんとか下がり、今は鼻水と咳が残る。
マスクは、家から装着済みだ。
売店で夜食用にゼリーでも買おうかと物色していると、一緒に夜勤に入る後輩に会う。
整形外科のあまりの人手の足りなさに、先月内科から転属になった今年二年目の後輩だ。
「真美さん、大丈夫ですか?」
「急な休みごめんね。」
「いえ、今日もよろしくお願いします。」
そんな会話をしながら、レジを終え、一緒に売店から出ようと歩き出す。
「あれ、真美ちゃん、風邪?」
白衣姿の蒼介が、売店に入ってくるところだった。
あまりにナチュラルに話しかけられたものの、その視線がマスク姿を探るように見ているのは気のせいではないだろう。
蒼介に会いたくないと思っていたのに。
普段は、ほとんど会うことはないのに、こんなときに限って。
マスクは、病棟へ上がってからにすればよかった。色んな思いが駆け巡る。
隣の後輩は内科にいたため、蒼介と面識があるらしく、1トーン高い声を出す。
「今、整形のスタッフ、風邪流行ってて、真美さん、週末休んでたんですよ。先生、私も引いたら診て下さいね。」
ばれてしまった、必死に隠していた訳ではないけれど、週末、仕事があるかのようにメールしていたことが気まずい。
「外来の日に受付してね。」
「お願いしまーす。」
ある意味、外来の日なら診るよという割り切った申し出だけれど、後輩はうれしそうに答えた。可愛いなぁ、そんな風に甘えられたら、男の人はうれしいのかもしれない。
ちらっと私を見た先生は、売店の中へと入って行った。