院内恋愛(旧:恋の階段*タイトル変更しました)
当たってる。

甘えたいとは思ったけど、蒼介の状況をみて、甘えていたのは事実だ。それは、人間関係を築いていく上で、必要なんじゃないだろうか。相手の迷惑にはならないように、負担にはならないように、一緒にいてもらえるように。

「宅急便、本当に届く?」

「…。」

「さっき、俺がイラっとしたのが嫌だった?」

「…。」

「怖かった?」

「…。」

「あの後、言い返してくるかなと思ってみたら、泣きそうな顔してた。」

見られてたんだ。下向いて、カレーに集中しようとしてたから、気づかなかったな。

「ごめんなさい。」

どう答えたらいいのか、この状況をどうしたらいいのか分からないけれど、謝ることしかできない。

< 31 / 36 >

この作品をシェア

pagetop