婚約者はホスト!?②~愛が試される時~
「うわー ありがとう 圭司。今日のドレスに合いそうだね。」
私は鏡に映るネックレスを眺めながら微笑んだ。
「うん そう思ったんだけど…。気に入ってくれた…?」
「もちろん。」
「よかった。」
そう言って、圭司は優しく私にキスをした。
「さっ そろそろ 朝食の準備しよっか? 俺手伝うから。」
「うん ありがとう。」
圭司と並んで、キッチンに立った。
「なんか 嬉しいな。圭司と朝 こうやって一緒にいられるなんて… 前は全然会えなかったから…。」
「そうだよな…。でも もう 寂しい思いさせないから。有給や代休だって腐るほど余ってるし、なつの休みに合わせるよ。どこか行きたいとこ考えといて…。」
「ホント!? 嬉しい…。」
涙がじわりと浮かんできた。
今まで 遠距離恋愛のような夫婦生活だったから、圭司と過ごせる時間が何より嬉しい。
「式挙げるのも大事だけどさ、こうやって何気なく一緒に過ごせる時間が俺達にとっては必要だったよな…。」
「うん 私もそう思う。」
圭司の横顔を見つめながら、これから先もこの人の隣で笑っていたいと強く思った。