穏やかと癒し・・・ときどき、あい・・・
私の前祝いと作ってくれたランチを堪能した。

とても美味しかった。

少し飲んだ昼間のワイン。


二人でランチ後、ゆっくりとソファーで過ごした。

まったりとしてとてもいい時間。

とても心地いい。

孝徳はビジネス雑誌を読んでいた。

「あっそうだ」

峻に会ったことを伝えようと思った。

自分の気持ちが揺るがないものだと思った瞬間だった。

ついていきたい。

って思ったことも想いも伝えたい。

「どうした?」

「あのね、試験会場で先輩に会ったの」

私は何も考えていなかったのかもしれない。

そう言うと、孝徳がどう思うのか考えていなかった。

「えっ!?」

孝徳の顔が不機嫌な顔になる。

凄く怖い・・・

「へぇ~それで?」

「えっ?」

孝徳は雑誌を閉じて、テーブルに置いた。

「それで?」

「それでって・・・」

「ああ、そう言うことか」

孝徳は立ち上がり、キッチンに向かう。

冷蔵庫から缶ビールを取り一気に飲んだ。

「孝徳、そんな飲み方しないで」

私もキッチンに向かい、孝徳の持っていた缶ビールを取り上げた。

「返せ」

孝徳が私から缶ビールを奪う。

「孝徳・・・」

「・・・最近、咲希が変わってきたと思った。俺といて恥ずかしいそうにしたり、寂しいって口にしたり、俺を好きになってくれてるのかってそう思ってたのに・・・やっぱり持っていかれるんだ。やってられない」

残ったビールを飲み干した。

グシャと缶ビールを缶を潰し、流しに置いて冷蔵庫を開けた。

「孝徳・・・聞いて、私の話を聞いて・・・」

「イヤだ。聞かない」

< 108 / 181 >

この作品をシェア

pagetop