背中で語る言葉
プロローグ






ずっと見続けていた君の背中











一番近いようで遠かった背中










年を重ねていく度に離れていく背中は少し寂しかった










でも、何故か私はその背中をいつも追いかけてた










何かを語る大きな背中が大好きだった










神様を恨んで呪った日もあった










それでも前を見ることができたのは君の背中があったから










だから私は今日も前を向いている









最後の時まで










一歩一歩進んでる









【ありがとう】









私も誰かに背中で語れたかな










何かを伝える事ができたかな









それができたなら、私に心残りはありません










あ、1つだけあった











________聞こえますか Dear _________
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