俺様生徒会長に鳴かされて。
寧音ちゃんはテレビで見る通り、明るくて人懐っこい性格をしていて、

人見知りなわたしも、すぐに寧音ちゃんに打ち解けてしまった。



こんな特殊な学園に通う人たちと打ち解けられるのかな、って不安に思ったけど、

寧音ちゃんに出会えたのは、すごくハッピーだった。

彪斗くんに感謝しなきゃ。



すっかり大の友達になって、校内見学や買い物を楽しんだ後は、

ちょっと早めの夕食をまた購買館でとって(すごいディナーだった)部屋に戻った。





「優羽ちゃん、お風呂先に使っていいよー?」


「え、いいの?」


「うん。私、お風呂入る前にダンスレッスンして一汗かいてから入るよ。

近々歌手のお仕事もすることになって、振り付け覚えなきゃならないんだ」



そっか、売れっ子は大変なんだなー。



じゃ、お言葉に甘えて先にいただこう。



と、メガネを取って髪を解いたところで洗顔料を忘れたことに気付いた。



寧音ちゃんに借りよっかな。



と、メガネをつけずに出たんだけど、



「ええーー?!」



寧音ちゃんが、わたしを見ておっきな声を上げた。
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