【完】学校1のモテヤンキーの彼女になった私
清々しい気持ち




彩月side




なんかスッキリした。



もっと早くこうしとけばよかった、

なんて思う。




『彩月?』



ゆっちゃんが不思議そうにあたしを見る。



「大丈夫だよ。もう吹っ切った」




『いやいや、そうじゃなくてね!

その…』




聞きにくそうに聞くゆっちゃん。



可愛い。




「好きな奴出来たって奴だろ?」




高澤くんがそう言うと

吹っ飛びそうな勢いで頷くゆっちゃん。



そんなに頷いたら危ないよ…




「それのこと。

出来たよ」



『だだだだ!しししし!』



「誰?知ってる奴?だって」



高澤くんがゆっちゃんの通訳してる。



面白い…



「んー」



山中くんをチラッと見る。



「俺!?」




本人が1番ビックリしてるね。




「もしかして俺が告ったから?」




「『えぇっ!?告ったの(か)!?』」




何このカップル!



面白すぎる!!


フフッと笑う。


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