わたし、式場予約しました!
「ふうん。
 式場を予約にね。

 なんだか瑠可らしいね」
と言ったあとで、

「私が誰か紹介してあげようか」
と言い出す。

「はあ、よろしくお願いします」

「一真の紹介じゃ、不安よね。
 絶対、自分より男前は連れて来ないわよ」

「いや、イケメンじゃなくていいんです。
 私、面食いじゃないから」

 そこで、麻美は吹き出した。

「それはない~っ」
と何故か、大笑いしている。

 なんでみんなそう言うんだ。
 一体、なにを根拠に。

 失敬だな、君たちは、と思っていた。

 麻美は細い指でカップを掴みながら言う。

「いやー。
 瑠可はさ、今まで誰か紹介してくれなんて言ったことないから、全然、そんな話回さなかったんだけどね。

 特に興味もなさそうだったじゃない」

 さすが麻美先輩、よく見ている、と思った。
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