お面妖狐



スー





「…土方さん。なんで白夜さん縛ってるんですか」


「また逃げるかもだからな」


「土方さんはこういうプレイが好きなのですね」


「アホか!!!!」





こういうプレイ??どういうプレイ??





「はい。ほどきましたよ。痛くなかったですか?」


『平気です。ありがとうございました』


「今から部屋連れていこうと思ってたんですが…。
土方さん、あなたは男にまで手を出すようになったんですか?」


「男には興味ねぇよ!!!」


『女には興味があるんだ。変態。キモス。
どっかきえ…』


「あー!!!!!!!もうさっさとでてけ!!!!」





人間にしては反応が面白い。

兄様の言っていた通りだ。


て言うか、女には興味があるって…。


ま、平気か。化け物には興味はないだろうし、私に興味があるわけがない。





「白夜さん。白夜さんって、本当に男ですか?」


『どういう事で?』


「いいえ。なんとなくです。雰囲気とか、 顔立ちとか、体型とか、声とかが女性と言うか」





総司は鋭いんだね。





『男ですよ。声は元々こんなのです。体型だって生まれつきです。雰囲気が女とは、少しショックですが』


「は、はは。ごめんごめん」

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