Is you is or is you ain't my baby?
定休日である水曜日。

藤本は小梅のお気に入りだと言う喫茶店を訪ねた。

「どうも」

小梅はすでに来店していて、カウンター席に座っていた。

「なかなか、しゃれたところですね」

彼女の隣の席に腰を下ろすと、藤本は声をかけた。

「仕事で行きづまった時にここへくると、すぐに内容が浮かぶんだ」

小梅は笑いながら答えた。

「先日に小説家だと聞きましたが、どう言ったジャンルの作品を書かれるんですか?」

そう聞いた藤本に、
「女性向けジャンル、とでも言っておきましょう」

小梅はフフッと妖しく笑った。

「ああ、そう言うことですか」

藤本は察したと言うように、首を縦に振ってうなずいた。
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