Is you is or is you ain't my baby?
スイートルームへ戻ると、テーブルのうえに置いてあったスマートフォンがチカチカと点滅をしていることに気づいた。

スマートフォンを手に取って確認をすると、メールの着信だった。

差出人は京極である。

「今週はこいつだったな」

パソコンを起動させている間、櫻子は京極からきたメールの確認をした。

『そろそろお会いしたいと思いますが、いつぐらいが都合いいですか?』

「ふーん…」

櫻子は呟いた後、京極に出すメールの作成をした。

『いつでも構いませんよ』

送信。

スマートフォンをパソコンの横に置くと、櫻子は計画の続きを始めた。

今はこんなふざけたゲームよりも、計画を進めることの方が先だ。
< 72 / 315 >

この作品をシェア

pagetop