Love Place


「うん。本当にありがとね、渚」


「じゃ、明日もお互い会社だし莉茉、帰るか?

今日話できたお祝いはまた今度するか。」


「うん、そうする。また連絡するね。」


そう言って玄関まで戻る時には時間はもう十時を過ぎていて。


「莉茉、もう遅いから送る」


渚はそう言ってくれたけれど。


「ううん、ありがとう。渚だって疲れてるだろうから早く寝て?

今日は本当にありがとう」


丁重に断っておいた。


だって私もう二十代も半ばだし。

そもそもたまに残業とかで今よりもっと遅くなることだってあるし。


だけど。


「ダメに決まってんだろ。こんな時間に危ねぇから。」


「大丈夫だって!残業の時とかもっと遅いし」


「ダメだ。」


「じ、じゃあ駅まで送ってくれる?」


渚はどうしても許してくれなくて。


だから、駅までをお願いしたら。


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