Love Place
「飲みには行きましたけど全て仕事関係です!あとアノ日以来私はヤってません!」
「ふっ、どうだか。どうせお持ち帰りされてたんだろ?」
「だからされてないって言ってるじゃないですか!」
「だったらあれか?俺とヤったのが良すぎてもう他とはできないってか?じゃあ俺でいいじゃん。おいでよ、莉茉ちゃん」
そう言って腕を引っ張ってくる風間さん。
どうして話が通じないんだろう。
「違います!私は誰とも付き合わないって言ったはずです!」
「でも誰でもいいとか言ってたよな?だったら俺で……」
と風間さんがそう言いかけたところでいきなり渚が風間さんの胸ぐらを掴んだ。
「え?渚?」
「莉茉、ちょっとあっちで待ってろ」
渚に鋭い目でそう言われて、大人しく言われたところに走った。