イジワル同期とルームシェア!?
*
2人前の野菜をすべて1人前のうどんにぶち込んで、ひとり夕食を済ませると、私はシャワーを浴び直しビールタイムにした。
ふはー、ビールうまい。
ビールの爽快感で、飛んでけ、モヤモヤ気分!
贅沢にも部屋の角の部分が大きく窓になっているこのリビング、外は浜離宮が見える。
薄く墨をはいた空を眺め、夏の緑が染まっていくのを見送った。
はー、今度あのあたりに散歩に行こう。もちろん、ひとりで。
ソファに転がり、手足をぐーんと伸ばしてみる。
帰ったら、元希にそれとなく聞いてみよう。
けして、個人的興味ではなく、どんなかたちであれ毬絵さんとの間に想いがあるのなら、私は早々にこの部屋を退去せねば。
毬絵さんがさっきの話を信じたかどうかは別として、いい気分なわけないもん。
エアコンの風を浴びながら、テレビをつけた。
見たことのないバラエティーを見つつ時間をつぶす。だめだ、頭に入ってこない。なんか虚脱感半端ない。
テレビは潔く消した。
代わりにスマホで不動産サイトにアクセス。
新しい部屋を探そう。その方が建設的だ。