イジワル同期とルームシェア!?
「ひとりなわけないよな、元希と一緒なんだろう」
大士朗はわずかに眉を下げ、困ったような微笑みを作った。
私は頷く。
そういう大士朗こそ、なぜこんなところに。
疑問は口にする前に答えが返ってきた。
「僕は、そこのユウヒビールの本社ビルで花火見物に呼ばれているんだ。父と姉が一緒なんだけど」
ユウヒビール本社ビルは夏は花火、春は川沿いの桜見物に最高の立地だ。
VIPが招かれる会があるなんて、聞いたことがあるけれど、ホントだったんだ。
「文と元希もかい?」
「イヤイヤ、そんなわけないじゃない」
大士朗のちんぷんかんぷんな質問に首を振りまくる。
私も元希も、VIPスペースに呼んでもらうツテはない。
これだから、御曹司は。
誰でも入れるもんだと思っているね、キミ。
「そっか、プライベートだよな。ともかく、ビルに入ろうと思ったら、文がひとりで歩いているのが見えて……気になって来てしまった」
大士朗はわずかに眉を下げ、困ったような微笑みを作った。
私は頷く。
そういう大士朗こそ、なぜこんなところに。
疑問は口にする前に答えが返ってきた。
「僕は、そこのユウヒビールの本社ビルで花火見物に呼ばれているんだ。父と姉が一緒なんだけど」
ユウヒビール本社ビルは夏は花火、春は川沿いの桜見物に最高の立地だ。
VIPが招かれる会があるなんて、聞いたことがあるけれど、ホントだったんだ。
「文と元希もかい?」
「イヤイヤ、そんなわけないじゃない」
大士朗のちんぷんかんぷんな質問に首を振りまくる。
私も元希も、VIPスペースに呼んでもらうツテはない。
これだから、御曹司は。
誰でも入れるもんだと思っているね、キミ。
「そっか、プライベートだよな。ともかく、ビルに入ろうと思ったら、文がひとりで歩いているのが見えて……気になって来てしまった」