イジワル同期とルームシェア!?
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お盆休みの最終日、私は同期や後輩と都内のプールに出かけた。遊園地に併設された夏だけオープンする屋外プールだ。
主催はいつもの通り、金村夫妻。
遊園地の正門前で待ち合わせた。すでにプールは開いているけれど、入場客が多くチケット売り場はまだ混雑していた。
私が到着すると、涼子と努くんが先に着ていた。チケットは人数分買っておいてくれたらしい。
一昨日まで三浦半島の方で海水浴をしまくってきた涼子と努くんは真っ黒に焼けていた。
「経理の後輩の渡辺ちゃんと山口っちゃんが来るんだ。あとはサッコと、吉島と猪口と……」
今日の参加メンバーの話をしながら、涼子は思い出したように言った。
「そういえば、文。水着は?」
「……買ったよ、一応」
本当は買うつもりのなかった水着は、やむなく購入の運びとなった。
プールに行こうと言い出したのは涼子だ。私を問い詰めた責任と、元気を出させたいという気持ちが涼子にはある。それがわかるからこそ、無碍には断れなかった。