realize
水槽越しに翔大くんが近づいて来るのが解った。
ディスプレイ状の薄型の水槽を挟んで向かい合ってる。
水槽を挟んでも会話ができるくらい
声はよく聞こえた。
「コイツ、俺んちにも一匹いるよ」
私と目線を合わせようとしてか
少し屈んだ体勢から、目の前の
小さいブルーの魚を指してそう言った。
「ここで買ったの?」
お互いに聞きたいこと、言いたいことは
他にもっとあるような気がしたのに
私たちはこの他愛もない会話を続けていた。
「そう!コイツが一番可愛いよ♪」
ねぇ、翔大くん、本当に話したいことは違うよね?
「ちゃんと餌とか世話できてるの?」
ねぇ、私はもしかしたら…
「ねぇ、由紀さん、俺のこと好き?」
ディスプレイ状の薄型の水槽を挟んで向かい合ってる。
水槽を挟んでも会話ができるくらい
声はよく聞こえた。
「コイツ、俺んちにも一匹いるよ」
私と目線を合わせようとしてか
少し屈んだ体勢から、目の前の
小さいブルーの魚を指してそう言った。
「ここで買ったの?」
お互いに聞きたいこと、言いたいことは
他にもっとあるような気がしたのに
私たちはこの他愛もない会話を続けていた。
「そう!コイツが一番可愛いよ♪」
ねぇ、翔大くん、本当に話したいことは違うよね?
「ちゃんと餌とか世話できてるの?」
ねぇ、私はもしかしたら…
「ねぇ、由紀さん、俺のこと好き?」