No one can replace 『貴方の代わりには、誰もなれない。』
そのまま、圭吾の思うままに
抱かれて‥‥幸せに包まれて
朝を迎えた。
その日・・・
母に、帰国を伝えた‥‥‥
帰国をする日・・・
圭都は、初めての飛行機にワクワク
綾は、ゆっくり寝ていた。
本当に手のかからない
良い子たち‥‥‥
日本に到着した
日本の空は・・・
きれいで、透けるよう・・・
到着ロビーには、
水上の両親と朝倉の両親が来ていた。
圭都は、
「おじいちゃん、おばあちゃん、ただいま。」
と、言った。
綾は、テトテトと 歩いて
圭吾が、後を追っていた。
私も、
「只今、もどりました。」
と、四人に告げると
両親たちは、
「「「「お帰りなさい」」」」
と、笑顔で
私も笑顔で・・・言えた。
綾は、水上の両親が。
圭都は、朝倉の両親が、連れてくれて。
私の腰をそっと、抱き寄せてきた
圭吾を見上げると
微笑んで、くれて
チュッとキスをしてくれた。
もうっと、真っ赤になる私‥‥‥
明日は、妹、彩乃の結婚式
良い天気に、なりそうだ。