番のエージェント
緊急事態という事もあり、キャビンアテンダントの案内で霸龍闘とリィは操縦室に通された。

「何てこった…」

確かに操縦席でぐったりとしている機長と副操縦士。

機長が前のめりに突っ伏してしまっている為、操縦桿が押さえられて機首が下がってしまっている。

「とりあえず機長をどかせ!」

「は、はいっ!」

キャビンアテンダントとリィが、二人で機長を席から移動させる。

代わりに席に着いたのは霸龍闘。

操縦桿を握る。

「霸龍闘…操縦できるの…?」

リィが問い掛けるが。

「わかんねぇ…訓練期間に教わったのは、小型のセスナ機の操縦だけだからな…」

霸龍闘からは何とも頼りない答えが返ってきた。

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