あなたの狂おしいほどの深い愛情で、もう一度恋ができました
「なに? 説教しに来たの?」
酒か水しかない俺の家のキッチンから、なんとか紅茶のティーバッグを見つけ出し、マグカップにお湯を注いで凪子さんに出した。
彼女の表情は来たときから一向に変わらない上、目が合うとギロリと睨んでくる。
簡易テーブルを挟んで彼女の向かい側に座れば、その視線はひどく冷たくて、氷の女王みたいだった。
「どうしてそんなに怒ってるんだよ。むしゃくしゃしてるなら、うちの店に遊びに来れば? スカッとするから」
「行かないわよ! バカ!!」
俺が言い終わると同時に、目の覚めるような凪子さんの大声が耳に届いた。
来るわけがないか。たった今、俺にホストを辞めろと言った人が店で遊ぶわけがない。
自分の発言に笑えてきたが、即座にニヤけた顔を引っ込めた。凪子さんの表情が異様に怖かったからだ。
「知らないあいだに、えらく名の通ったホストになったものよね」
「……まぁね」
「エルドラゴンのシュージって、超有名じゃないの。ベッドの上でも甘い言葉を囁くんだってね」
凪子さんが言った最後の言葉がおかしくて、思わずクスリと笑いが漏れた。
酒か水しかない俺の家のキッチンから、なんとか紅茶のティーバッグを見つけ出し、マグカップにお湯を注いで凪子さんに出した。
彼女の表情は来たときから一向に変わらない上、目が合うとギロリと睨んでくる。
簡易テーブルを挟んで彼女の向かい側に座れば、その視線はひどく冷たくて、氷の女王みたいだった。
「どうしてそんなに怒ってるんだよ。むしゃくしゃしてるなら、うちの店に遊びに来れば? スカッとするから」
「行かないわよ! バカ!!」
俺が言い終わると同時に、目の覚めるような凪子さんの大声が耳に届いた。
来るわけがないか。たった今、俺にホストを辞めろと言った人が店で遊ぶわけがない。
自分の発言に笑えてきたが、即座にニヤけた顔を引っ込めた。凪子さんの表情が異様に怖かったからだ。
「知らないあいだに、えらく名の通ったホストになったものよね」
「……まぁね」
「エルドラゴンのシュージって、超有名じゃないの。ベッドの上でも甘い言葉を囁くんだってね」
凪子さんが言った最後の言葉がおかしくて、思わずクスリと笑いが漏れた。