あなたの狂おしいほどの深い愛情で、もう一度恋ができました
「じゃあ、これ」

 架くんが気に入ったサンドイッチに手を伸ばし、すぐさまそれに大きくかぶりついた。
 それは……私のお気に入りのフレッシュトマトサンドだ!!

 まぁ、いいか。好きなのを選べと言ったのは私だもの。 
 私も目の前に放置されたおにぎりの中から、適当にひとつ手に取った。

「葉月さんってさ、その名前、誰がつけたの?」

 サンドイッチを租借しながら、架くんが唐突な質問を投げかけてくる。

「名付け親は私のおじいちゃん」

「もしかしてその由来って……」

「そう。八月生まれだから」

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