あなたの狂おしいほどの深い愛情で、もう一度恋ができました
「こういう話もたまにはいいね。葉月さんと距離が縮まる感じ。でもあんまり仲良くしたら、俺が剛田さんに(にら)まれんのかな?」

「……意味がわからないんだけど」

 架くんの発言を聞き、私は不思議な気持ちで首をかしげてしまった。

 たまたまサンドイッチとおにぎりを交換しただけで、架くんと特別仲良くしたつもりはなかった。
 それに、どうしてそれと剛田さんが関係あるのかも私には謎だ。
 剛田さんはやさしい性格で、人を睨んだりする勝ち気なタイプではない。紳士で落ち着いた人なのに。

「え……まさか剛田さんの下心に気づいてないとか? 気づいたから昼飯の誘いを断ったのかと思った」

「下心?……さっきのが?」

 架くんは勘ぐりすぎだと思う。単にお昼に誘われた、ただそれだけなのに。

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