嫌なアイツ




アイツは私の事を愛莉と呼び捨てにする様に成ってた。



私は海莉の部屋で話してた事をアイツに言い謝った。


アイツは別にいい…

と言った。



『明日の返事なんだけど?海莉ちゃんはなんて言ってた?』



私は海莉は明日一人で饗庭さんの所へ行くと言った事を話した。


だから海莉は私に哀川さんと二人で出掛ける様に言ったと…



『そう…。じゃ明日9時に迎えに行くからちゃんと用意して待っててね。着いたら携帯に連絡するから…』



アイツに言われた…



『それから…僕の名は翔。もう哀川さんやアイツじゃない。これからはちゃんと翔って呼んで…いいね?』



………………。


そんな無茶な…

急に翔と言われても私は困るよ…

急に名前で呼べと言われましても…


………………。


私が黙ってると…



『愛莉?返事は?返事が聞こえないんだけど?』


う"~



私はアイツに急に名前で呼べと言われても無理がある!

と言うと…



『愛莉が俺の事を翔と呼べるまで罰ゲームをするからそのつもりでいててな!』


とアイツは恐ろしいセリフを言った。


罰ゲームってなに!

必死に聞く私にアイツは『内緒!』と言った。






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