嫌なアイツ




有り難い頼りになる妹だ…

私は思った。



海莉は8時にモーニングコールをしてくれると言った翔の事を翔は私と出掛ける事を相当、楽しみにしてるんだね!
と言い…
惚れられた方が凄く得なんだから私に頑張れ!なんて意味の解らない応援を私にくれた。


海莉は部屋から出る時に…


【愛莉ちゃん?翔さんは絶対に逃がしちゃダメだよ!あんな人どこを捜しても見付から無いんだからね…】


そう言って海莉ちゃんは部屋から出て行ってしまった。


私はパジャマに着替え歯磨きをしベットの上に携帯を置き布団に入った。



なかなか…

なかなか寝付けないじゃない!!


どうしたのか?

寝れない私…


どうしょう…


携帯で時間を確認したらまだ3時半を少し回った所…

早く寝ないと…

気だけが焦り…



全く寝れない!!

ほんとにヤバイ!



でも寝れない…


私はどう思ってしまったのか?

アイツに…

翔にメールを打ってた…



【起こしたらごめんね…。翔?まだ起きてますか?】

と翔に送信すると…



直ぐに返って来た。


『起きてるよ。愛莉?寝れないの?』


このメールに…


【うん】

と返した私…







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