嫌なアイツ




翔は時計を見て…



『そろそれかな?』


そう言うと…



空が明るく成って行き…


そう…


私達は二人で日の出を観る事に成った。



私は太陽が地平線から昇って来るのを翔の手を力いっぱい握りずっと観てた。

オレンジ色の太陽が頭を出すと海面もオレンジに染まりその廻りもオレンジ色に染まり頭を出した太陽の色に海も空も染まった。


どんどん昇って来る太陽の光は遠くの海や空までもをオレンジ色に光らせ凄く幻想的な感じがした。


半分まで顔を出した太陽は私達もオレンジ色に染めた。



最後まで昇りきって



『間に合って良かったよ!愛莉に観せたかったから…』


そう言った翔に私は有り難う。凄く感動的だった!と答えたら…



『また一緒に観に来ような!』


と言い私にキスをした。


朝日に照らされた私達の影はいつまでも離れる事なく重なりあってた…








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