嫌なアイツ
家から店までは歩いて10分もかからない距離にあった。
私は先を歩き…
二人が後から付いて来ると言った感じ…
でも何故か?
視線を感じる…
それは私の後ろの二人を観る人達の視線だ…
はぁ~
もうヤダよ…
こんな人達と歩くのは…
私は苦手だから…
注目を浴びるとか…
そういった系統が…
だから家を継ぐのも嫌なんだ…
何か?ある事に注目を浴びる華道会…
母がいい例だから…
私は嫌だったから…
店に到着するなり…
【愛莉ちゃん!】
と言う海莉の声…
私は海莉の方を観ると…
【愛莉ちゃん?この人達は一体誰?】
海莉の質問に…
今日、家に来られてる哀川さんの息子さんでお兄さんの翔さんと弟さんの翼さんだよ。
と海莉に紹介すると海莉はこの間お母さんが話してた?
と私に質問するから私はそうだよ。
と答えると…
【初めまして。愛莉の双子の妹の海莉と言います。】
と頭を下げ挨拶をした。
『初めまして。海莉さん。私は哀川翔と言います。よろしくね。』
とアイツが挨拶をした後…
〔初めまして。僕は翔の弟の翼と言います。海莉さん仲良くしましょうね。〕
と翼さんが挨拶をした。