嫌なアイツ
【愛莉ちゃん!!】
また海莉が呼んだ…
何?
と言いながら振り向くと…
????????
エプロンをしたアイツと翼さんが目に入った。
私は海莉に何をやってんの?
と問いと…
海莉は…
【二人がどうしても手伝いたいと言うからエプロンを貸したの…】
と言った…
私は…
作業を止め大きく溜め息を吐き…
三人とも悪いけど…
家に帰ってくれるかな?
と私は話した。
海莉は目を大きく開きアイツと翼さんはビックリした顔をしてた。
私は海莉に作業は全部、私がやるから二人を家に連れて行って!
と言うと…
【愛莉ちゃん?一体どうしたの?なんか?いつもの愛莉ちゃんじゃ無い様な気がする…】
海莉の言葉は確かにあってると思う…
作業の邪魔!!
この言葉を言いたく無いから…
遠回しに言ってるのに…
『私達もなにか?お手伝いをと思ったんですが…』
アイツが言った。
私は三人に向かって家でゆっくり寛いで下さい。
それだけ言ってまた生花の水揚げ作業を開始した。
【翔さん。翼さん。愛莉ちゃんがあぁ言ってるんで家に帰りますか?】
と海莉…