嫌なアイツ




私はそう…
結婚する前にドレスを着てしまった…



結婚する前にウェディングドレスを着ると…

婚期が遅くなる…

こんな事を誰かが言った事を思い出した




私の婚期が遅くなるのかな?


私はそんな事を考えていた。



『愛莉?長野の家って愛莉が少しの間、住んでた家なんだよな?』

翔は長野の話をしだした。



私が翔の記憶が無くなってから海莉の挙式前までずっと住んでた家だと話した。



私が耐えられなくて逃げた場所…



翔の事を忘れようとして逃げ込んだ…

あの家…



『カイザーとジュリアも一緒に連れて行くから。』


翔はカイザーとジュリアの頭を撫で私に言った。



翔はカイザーとジュリアと店を閉めるまでここに居るから…


閉店まで頑張って仕事しておいで…

と私の頭をポンポン叩き笑って言った。



私は頷いてカイザーとジュリアの頭を撫で行って来るからここでいい子にお留守番してるんだよ!

そういい店内に戻った。



店内に戻ってバイト達に色んな質問を受けたのは言うまでも無かった。



私は苦笑しながら…


仕事をした。





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