嫌なアイツ
挙式の時間に成り扉の前で待ってた父の腕に自分の手を置き私は父の顔を観て…
【お父さん?26年間大切に私を育ててくれて有り難う。私はお父さんとお母さんの子供として生まれた来た事を誇りに思ってる。本当に今、感謝の気持ちで一杯だよ!お父さん有り難う。】
私は父に精一杯の笑顔で感謝の気持ちを述べた。
泣きそうなのを堪えてたのに…
その言葉を聞いた父が挙式前だと言うのに泣き出した…
私の言葉に感動し…そして娘を手放す父親の気持ち…
色んな想い出が父の脳裏に浮かんでたのか?
父の泣く姿を観て私も貰い泣きしてしまい扉が開く前から親子二人で抱き合いわんわん泣いてしまった。
時間に成っても新婦と新婦の父が登場しない会場からざわめき出してるのが聞こえた。
そして…
【バァ~ン!!】
扉が開き…
????????
翔?
一体どうしたの?
父の腕の中でわんわん泣いていた私は翔の姿を観て泣きやんだ。
翔の顔は凄く怖い顔をしてた。
泣いてる私を観てホッとしたのか?
怖い顔だったのが優しい顔に成り私の側に来て…
『愛莉?抱き付いて泣く相手を間違ってない?』
翔は優しい目で私に言った。