嫌なアイツ
父は翔に事情を説明し翔は父と私の真っ赤な目を観て…
『やっぱり親子ですね…。お義父さんも愛莉も二人とも目は兎ちゃんに成って鼻はトナカイさんに成ってますよ…。』
翔はクスクス笑いながらでも優しい目差しを向けてた。
翔は私のおでこにキスをし父に…
『お義父さん。愛莉は絶対に俺が幸せにします!』
翔が言うと父はまた泣き出した…
父がこんなに泣くなんて…
挙式は言うまでも無く一時中断した。
私の化粧直しと父の気持ちが落ち着くまで…
挙式が中断に成るなんて…
父は止めど無く涙を流し翔の肩を借りて泣いてた。
母を呼ぶと母も泣いてしまうので衛兄と昶を呼んで貰う事にした。
衛兄と昶は父の姿を観て目を見開き一歩も動けずに少しの間翔に持たれて泣く父を観てた。
衛兄が父の側に行き
[親父?翔と愛莉の挙式を台無しにしちゃいけないから…。親父がしっかりしないとダメだろ?]
衛兄が父に言うと…
父は衛兄の顔を観てそして衛兄に今度は抱き付き私と翔の言った言葉を衛兄に言いながらまた泣いてしまった…
よっぽど感動してしまったのか?
感極まって父が泣くなんて…