【完】私が恋したプリンス*
そんなことを話しながら教室に着くと、それぞれ1時間目の授業の準備に取り掛かる。
そして、そんな私の隣の席には朝からスヤスヤと眠る優人の姿。
…寝るのはいいけど…1時間目テストなの覚えてるのかな。
いや、優人に限って覚えてるわけないよね…
「優人、1時間目テストだけど…」
そんな私の声に起きる気配なんてなく、規則正しい寝息を立てて眠り続けている。
ツンツン──
私は優人のほっぺを突っいた。
くすぐったかったのか、もぞもぞと動き私の指から逃げる。
…起きた!!
けれど今度は寝たふりを始めた。
意地でも起きないつもりなんだ。
てか、寝たふりしてるのバレバレだよ。
何年の付き合いだと思ってるの…