【完】わたしの恋のキューピッド
「・・・・・・」



「おれ、今は部活に集中したいんだ。
彼女とかを作ってる余裕は・・・ない・・・」



「そう・・・ですか・・・」



「気持ちはすごく嬉しいよ!
ありがとう!」



「いえ・・・」



「じゃあ・・・」



先輩はそう言うと
屋上のドアを閉め行ってしまった・・・。


「う・・・うぅ・・・うううぅぅ・・・・」



振られちゃった・・・


私の目から涙がどんどん溢れてきて
拭いても拭いてもまだ出てくる・・・。


屋上で良かった・・・振られてところ・・・
誰もみてない・・・よね・・・?


「あ、間に合わなかったかー・・・」


「え・・・!?」


目の前をみると
そこには同じ年頃の男の子が立って・・・
いや、浮いていた・・・。


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