ほたるの初恋、消えた記憶
バンド練習が始まった。


何故か菊地がエレキギターを弾くことになるとは、まぁ認めてあげましょう。


歌は祐吾が作詞作曲をするらしいけど、難しい歌は無理です。


楽譜が読めない。


祐吾は大丈夫だと言う。


祐吾は作詞作曲した歌は自分でうたらしいから、少し安心した。


私は得意な歌をうたうことに決めて家でひたすら練習。


弟たちにはうるさいと言われづつけても我慢。


祐吾がどんな歌をうたうのか、気になるけど当日のお楽しみにしておこうかな。


健斗のお兄さんも参加するらしいけど、健斗のお兄さんを知らない。


美幸は健斗のお兄さんとも仲が良いのだ。


美幸は誰とでも直ぐ仲良くなれて、本当にうらやましいよ。


クラスが文化祭に向かって、頑張ってるのに、私は一生懸命になれないでいた。


なんなんだろうか、この不安は。


















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