幼なじみはアイドルの先輩
函館と色が違い過ぎますよ。


梓は自分で見て自分で学びなさいって常々言ってるからなあ。


「まだまだ成長しないといけないけど、みんな自分でどうにかする力は身につけたから後はあたしのタイミングだ」


「梓のタイミング?」



「あたしがバトンタッチするタイミングね。」


ちょうどいい焼き具合の肉をスルーした。


梓も……。


まあ何にも考えてないメンバーなんていやしないよね。


「梓も考えてるんだ」


「考えるよ〜。いくら社先生が大人のグループ目指すって言っても、みんな考え方違うし、夢もあるしさ」


スルーした肉を皿に乗せたが、見事焦げていた。


「そろそろあたしも1人で好きなことやりたいなあって思ったりしてね」


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