彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)


格上げされたんだと思っていたら、舌打ちしながら円城寺君は言う。



「カンナは遊びだが、俺は親切をしに来た!」

「じゃあ、瑞希お兄ちゃんと二人っきりになりたいので、親切をもって帰ってください。」

「ストレートに言いやがったな、この野郎!?」

「あ、カンナさんは遊んでからでいいですよ。ババ抜きと大富豪、どっちがいい?」

「そういう遊ぶかよ!?ウノはねぇーのか!?」

「オメーも応えるな、カンナ!帰らんぞ、俺は帰らねぇ!居座ってやる~!」

「どうでもいいですよ。それより瑞希お兄ちゃんは?」


「みーちゃんは、3階よん♪」




そんな声と一緒に、体がキッチン側に引っ張られた。





「いらっしゃーい、凛ちゃん!」


チュウ♪



「モ、モニカちゃん!?」




そう言って、私の頬にチューしながら現れたのは先輩のオネェさん。

見た目は男だけど、中身は女の子の朝霧モニカちゃんだった。



「凛ちゃん、いいタイミングで来たわねぇ~!?ご飯の用意できてるわよー!?」

「ちょ、朝霧先輩!?」

「なにしてんすか、モニカ先輩!?」

「そうですよ。ご飯って、どうしたんですか?」


「「そっちじゃねぇーだろう!?」」



私に向かってツッコミをする円城寺君とカンナさん。


「おい、凛!なんでモニカ先輩がオメーにチューすんだよ!?まさか、変な関係じゃないだろうな!?」

「やーん、焼いてるの~?高千穂ちゃーん?残念だけど、高千穂ちゃんの予想通り~あたしと凛ちゃんは~」

「無関係です。危なくもない先輩後輩の綺麗な関係です。」

「凛ちゃん!?」


〔★凛は真顔で否定した★〕



「何でそんな意地悪言うのォ~!?モニカちゃんが嫌なの!?」

「嫌じゃないです。」

「じゃあ、もう一回ちゅーを~!」

「するのは、ダメです。瑞希お兄ちゃんも、動物への接触は一回のあいさつにつき、一回までと言われてますから。」

「「動物!?」」

「ちょ、ええ!?凛ちゃん、あたしを動物扱い!?」

「逆です。僕が触られてる側ですから。」


「「お前かよ!?」」



〔★大河&カンナのツッコミ、動物は凛だった★〕
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