お前、可愛すぎて困るんだよ!
大人にしてあげようか?





「妃莉ちゃんって……。
碧のどんなところが好きなの?」



『お茶しよう~』って、小嶋センパイに言われて入ったカフェ。



センパイのお母さんの母の日のプレゼント、本当に選ばなくてもいいのかな~?と心配になる妃莉の前。



小嶋センパイは、「ん?」と可愛く小首をかしげた。



テーブルにひじをつき、両手にあごをのせている。



そこに、小嶋センパイが注文してくれたパンケーキとお茶が運ばれてきた。



妃莉の前には、山盛りフルーツがキレイに飾られたパンケーキ。



センパイの前には、これでもかっ!っていうくらいたっぷりのったバナナとクリームが目をひくパンケーキが、ゆっくり置かれた。
< 497 / 978 >

この作品をシェア

pagetop