お前、可愛すぎて困るんだよ!
「ほら~。
やっぱり、寒いんじゃん。
夜、急に冷えてきたからね~」



そう言いながら、片倉くんは、妃莉にジャケットを着させてくれた。



「でも~。
妃莉がコレ借りちゃうと、片倉くん、寒いでしょ?」



急いで、ジャケットを脱ごうとする。



でも、それを片倉くんは、止めた。



「大丈夫。
俺、男だから」



「え~?
でも、寒いのは、男の子も女の子も一緒でしょ?」



心配になって、片倉くんの顔を見あげた。

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