二百文字小説【小さな玉手箱】
《13.私が好きなもの》

 月曜日はライスを大盛り。

 火曜日はコシが強いうどんを。

 水曜日はキャベツも刻んでコロッケ。

 木曜日は寒かったから鍋。

 金曜日は頑張れるようにカツを揚げて。

 土曜日はお刺身。

 それを見た彼が言ったの。

「いつも同じものを出すなよ。飽きたぞ」って。

 さすがに刺身は失敗だったと私も反省しているわ。

 だって作りすぎてしまったんだもの、カレー。

 一週間飽きない私が変なのかしら。

 最終の日曜日は冷凍庫行き。

 彼はカレーが嫌いみたい。
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