二百文字小説【小さな玉手箱】
《23.どこまでも》
都会に出ることにした。
何年も前から悩んでいたが情熱は消せなかった。
どんな困難があるのかわからないが、追い求める夢を裏切ることはできない。
夢をつかまない限り、故郷には戻ってこないだろう。
荷物片手に汽車に乗ろうとすると、声が聞こえた。
別れを言わずにおいてきた恋人だった。
「お生憎さま。私はしつこい女で通っているのよ」
手には小さな荷物。汽笛が乗り込めと響き渡る。
迷惑だよという代わりに笑みが零れてしまった。
都会に出ることにした。
何年も前から悩んでいたが情熱は消せなかった。
どんな困難があるのかわからないが、追い求める夢を裏切ることはできない。
夢をつかまない限り、故郷には戻ってこないだろう。
荷物片手に汽車に乗ろうとすると、声が聞こえた。
別れを言わずにおいてきた恋人だった。
「お生憎さま。私はしつこい女で通っているのよ」
手には小さな荷物。汽笛が乗り込めと響き渡る。
迷惑だよという代わりに笑みが零れてしまった。