二百文字小説【小さな玉手箱】
《25.たくさんの感謝》

 私はコンビニのアルバイト店員。

 接客業をしていると出会いがある。

「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」

 繰り返しでも大切な言葉だ。

 ある日、自動ドアが開かずに困っているお客さまを見た。

 車椅子の男性で、センサーが反応しないらしい。

 すぐに自動ドアを開けた。

「ありがとうございます」

 入店した男性の声が店内に響く。

「ありがとうございました」

 会計後は私も男性も同じ言葉。

 感謝の言葉って、人を優しくするんだね。
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