二百文字小説【小さな玉手箱】
《30.限定ヒーロー》
妹は一歳。話も歩くのもできるようになったばかり。
僕はお兄ちゃんだから、妹を守らないといけないんだ。
僕の好きなヒーローは困っている人を助けるんだから。
「あー」
公園で遊んでいると妹の声。お母さんが目を離した隙に水溜まりに入ったみたい。
足元も両手もびっしょりだ。
「僕がタオルを持ってくる」
ヒーローみたいに速く走って、疲れてないって顔して持ってきたタオルを渡す。
そう、僕はヒーロー。明日も妹の笑顔を守るんだ。
妹は一歳。話も歩くのもできるようになったばかり。
僕はお兄ちゃんだから、妹を守らないといけないんだ。
僕の好きなヒーローは困っている人を助けるんだから。
「あー」
公園で遊んでいると妹の声。お母さんが目を離した隙に水溜まりに入ったみたい。
足元も両手もびっしょりだ。
「僕がタオルを持ってくる」
ヒーローみたいに速く走って、疲れてないって顔して持ってきたタオルを渡す。
そう、僕はヒーロー。明日も妹の笑顔を守るんだ。